サマコバ磁石 (SmCo)

サマコバ磁石 (SmCo)

サマコバ磁石とは、サマリウムとコバルトを主成分とする磁石です。

ネオジム磁石に次ぐ磁気特性をそなえており、サマリウムとコバルトの配合比率により1-5系と2-17系の二種類ありますが、より磁気特性が高い2-17系が主に用いられています。

主成分となるサマリウム、コバルトの工作温度が高いため、耐熱性にも優れ、磁力が無くなるとされるキュリー温度は800度にまで達し、汎用性の高さが特長です。耐食性にも優れているため、表面加工せずに用いることができ、センサーや自動車搭載用の部品にも利用されています。

ただし、ネオジム磁石に比べると強度が弱く外部的な力に弱いため、欠けには注意が必要です。また、サマリウムとコバルトは原材料の価格が高く、永久磁石の中でもっとも高価な磁石といわれています。